ののこブログ

13年の韓国生活を終えて日本に移住し、6年目になりました。 小2の双子(息子)ハン・ソロと韓国人夫ヨーダ、韓国から一緒に来た猫ドラミ、そして大阪生まれ大阪育ちの私ののこです。なかなか慣れなくて浮きまくってる?ツッコミどころ満載の東京生活を発信します。

43歳の妊活は現実的?揺れる私の気持ち

42歳で終わりにしたはずの不妊治療

私は42歳で保険適用の不妊治療を終えました。

 

3回移植をして「もう後悔はない」と書いたはずなのに、

心はずっと落ち着かないままです。


ほんとうに子どもが欲しいのか、

それとも「可愛いから抱っこしたい」だけなのか…。

 

周りの出産ニュースを耳にすると、

胸の奥から湧きあがるような羨ましさに戸惑います。


頭では「もう43歳なんだから無理」とわかっているのに、

ぐるぐると考えてしまう。

 

あきらめが悪い私がいます。

 


1. 43歳妊活の費用という現実

43歳になると不妊治療は保険が使えず、すべて自己負担。


人工授精で2〜3万円、

体外受精で30〜60万円、

顕微授精で40〜70万円。

 

1回の金額だけ見ても高いのに、

採卵・凍結・移植と繰り返せば、あっという間に100万円越え。


これなら車が買えるのでは?

いや、軽自動車なら2台いけるのでは?

 

なんて頭の中で電卓を叩きながら、

それでも赤ちゃんが欲しいと思ってしまう自分。

 

ほんと、お金の計算だけは得意な妊活民です。

 


2. 43歳以降の治療法と妊娠率

実際のところ、43歳以降の妊活は選択肢が限られています。

 

  • 体外受精・顕微授精が中心

  • 卵子の質が低下し、妊娠率は5%以下

  • 海外に行って卵子提供を受ける人もいる

数字だけを見れば「ほとんど望みがない」と突きつけられるような現実。


でも、ゼロじゃない。

その「ゼロじゃない」にしがみついてしまうのです。

ギャンブルは嫌いなのに、

妊活という名の一番リスキーな賭けだけはやめられない。

 

 


3. 成功談に揺れる心

 

ネットで検索すると、43歳・44歳で妊娠した人の話もあります。

  • 凍結胚を最後に移植して妊娠した人

  • サプリや生活改善を徹底して授かった人

  • 卵子提供を受けて出産した人

 

数は少ないけれど、そういう話に出会うと

私もいけるのでは?と心がざわざわ。


奇跡は起きるなんてドラマや漫画では信じないのに、

妊活だけは信じてしまうんだから不思議です。

 


誰にも言えない気持ち

とはいえ、43歳でも

「もしかして…」なんて期待していることを、

不妊治療中の友達にも、もう妊活を終えた友達にも言えません。


もう双子もいるのに、何を欲張ってるの?
43歳で出産?大丈夫?子どもがかわいそう


――そんなふうに思われるんじゃないかと勝手に妄想。

 

まだ妊娠もしてないのに、

すでに心の中で批判コメントを先回りして読んでる私。

 

自分で自分のSNS荒らしをやってるみたいです。

 


結論が出ないままの日々

小2の双子を育てながら、

もしまた赤ちゃんを迎えたら?

 

現実的には無理だと何度も思います。


でも、もう一度抱っこしたい。

もう一度あの小さな温もりを感じたい。


43歳の妊活は、数字や現実以上に、

心との戦いなのかもしれません。

 

調べれば調べるほど絶望的で、

費用も重いし、妊娠率も低い。

 

なのに成功談を読むと希望を捨てきれない

 

――そんな矛盾を抱えつつ、また今日も検索してしまう私。


「暇なのか?」と自分にツッコミながら、答えの出ない日々が続いています。